公文の推薦図書の対象年齢は0歳から15歳ですが、最終的には中学レベルを大きく超えた推薦図書が含まれます。公文の推薦図書の仕組みと年齢別の推薦図書まとめリンクを掲載させて頂きます。
公文の推薦図書の対象年齢は0歳から15歳
公文の推薦図書の対象年齢は0歳から15歳です。年齢別にグレードが分けられていて、下記のような分類になっています。
0歳・1歳・2歳 | グレード 5A |
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3歳 | グレード 4A |
4歳 | グレード 3A |
5歳 | グレード 2A |
小学1年生 | グレード A |
小学2年生 | グレード B |
小学3年生 | グレード C |
小学4年生 | グレード D |
小学5年生 | グレード E |
小学6年生 | グレード F |
中学1年生 | グレード G |
中学2年生 | グレード H |
中学3年生 | グレード I |
グレードは難易度別で分かれており、今の学年や読解力に応じ、順に読書を進めていく事で読解力を高めていけるようになっています。
グレードIの本は中学レベルを大きく超えている
対象年齢が15歳までと言いましたが、グレードIの推薦図書は中学レベルを超えています。これは公文の国語に対する考え方が背景にあります。
公文で国語を学習していると、現代文の読解はグレードIで終了します。ではそれ以降の高校課程の教材において何をするのかと言うと、古文・漢文の読解が主になってくるんですね。公文では中学課程修了=現代文は基本的に読解可能と考えていると思われます。
実際にグレードIの推薦図書の中には、トルストイの「戦争と平和」や太宰治の「人間失格」、東大・京大の生協売上で何度も1位を記録している「思考の整理学」と言った錚々たるタイトルが含まれます。一般的な中学生が読む本よりはかなりレベルの高いものが多いと言えるでしょう。
対象年齢としては15歳ですが、高校やその先の読書案内としても十分利用に堪える推薦図書リストです。
▼年齢別の推薦図書一覧を当サイトでもまとめています▼