公文を幼児の時から始める6つの理由 | 始めるのが早すぎたという事は公文ではあまりありません

公文

 

 幼稚園・保育園の時から公文に子供を通わせている人がいます。そんなに小さい時から公文に通わせる意味はあるのでしょうか?

 公文は早い時期からの積み重ねが活きる習い事です。小さな子でもできる教材から先の教材へステップアップができて、着実に成長していく子供の姿を見る事ができます。

 小さな時に習うひらがなや数の数え方、運筆といった事は親でも教えられなくはないですが、公文であればそのまま中学や高校の教材へと進んでいく事ができるメリットがあります。

 今回は幼少期からの習い事で公文が選ばれる理由や、逆に公文へ通わせなくてもいい場合を説明していきます。 小さい年齢から始めても成長を実感できる

 公文を小さい時から始めると、どんどん先へと進んでいく事ができます。

 公文は基礎の反復練習を繰り返して先へ進んでいくので、長く続けていれば個人差はあれど先に進む事ができます。3歳位の子でもできる教材がちゃんと準備されていて、2歳以下でもBaby Kumonという赤ちゃん用の公文があります。

 何か勉強系の習い事を始めようと考えた時に、そこまで小さい年齢から始められる習い事は多くありません。しかも小さい年齢から始めても、ちゃんと少しずつ教材を進められます。分かりやすく成長を感じられる習い事として公文は人気の存在です。

運筆教材ズンズンが優秀

 公文と言えば国語・算数・英語ですが、幼少期の子供には「ズンズン」という運筆の教材もあります。

 これは鉛筆で線を引く練習ができる教材で、直線や曲線から始まり、どんどん複雑な線を引いていく事で数字やひらがなを書けるようにするものです。

 鉛筆の持ち方や線を引くフォームまで先生がアドバイスをくれます。子供は自由にお絵かきをする機会があっても、ちゃんと思ったとおりに線を引く練習をする機会はなかなかありません。

 しかも「ズンズン」は他の教科のように月謝を払うのではなく、国語や算数を習っていくとただで付いてくる科目です。公文に入れる親でも入会当初は「ズンズン」の存在を知らない事もあるくらいです。お得に運筆の練習ができる「ズンズン」は幼少期から公文を始める時の意外なメリットです。

 ズンズンを子供にやらせてみてからの変化を下記でレビューしました。侮りがちな運筆を習う効果が感じられるはずです。

公文ズンズンの効果をレビュー! 運筆が上手くなるだけじゃありません

小受・公文・幼児教室・ピアノ・絵本。3歳の息子と共働き夫婦の3人家族。家は戸建て。東京で子育て中。

公文の推薦図書や知育玩具のある教室もある

 これは教室次第ですが、公文の推薦図書や知育玩具が置いてある教室もあります。

 知育玩具も本もたくさんの種類がありますが、自分の子供にどんなものを買ってあげたら興味を持つのか分かりにくいものです。場所も取りますから「買ってみてだめだった」というのもためらわれますし、そもそも種類が多すぎてどんなものがあるのか把握するのも一苦労です。

 公文では相当な数の知育玩具を出していますし、学年ごとに推薦図書もあります。きっとこんなおもちゃや本もあるんだというものがあるでしょうし、何より実際に子供が触れて興味を持つものを知る事ができるのは大きなメリットです。

教材をわざわざ自分で選ばなくてもいい

 公文ではなくても、何か勉強をさせてみようかと思う親は多いでしょう。小学校に入るまでに自分の名前くらいは書けるようにしておこうとか、あるいは英才教育を施そうなんて人もいるかもしれません。

 幼少期の子供ができる事は親でもほとんどできますから、その気になれば自分で子供に物を教える事もできます。そのための教材も世の中にはたくさんあります。

 しかし自分で教育のプランを立てるのは大変です。どんな教材を使ったらいいのかも、何を目指したらいいのかも自分で決めようとしたら大変な苦労を伴います。一方で公文は学校で習う基礎的な事を教えてくれますから、とりあえず習わせておけば間違いがありません。

 公文の方で教材や進め方を考えてくれるというのは、忙しい現代の親にとってありがたい事でしょう。

家で教えるのは難しさがある

 たとえ教材を自力で選び、明確な目的意識があっても、親自身が教えるのが苦手であれば意味がありません。

 しかし教えるという事は簡単ではありません。教える事を仕事にしている教師が授業をしているにもかかわらず、授業に付いていけない子は毎年出てきてしまいます。

 教師を目指す人は元々何かを教える事に得意意識があった人でしょう。大学で四年間専門的な教育を受けた上で、厳しい試験をくぐり抜け、毎年指導経験を積み重ねています。

 それでも授業の内容がうまく伝わらない子がいるのです。親が勉強をうまく教えられなくても、それは当然の事だと言えます。

 公文の先生は必ずしも最初から指導経験があるわけではないですし、教員免許が必須の仕事でもありません。しかし少なくとも公文生を見てきた経験がありますし、公文の教材は自習で進めやすくなっています。

 親に教える技術がそれ程求められないというのもくもんへ通う理由の一つに数えられます。

東大生の3人に1人は元公文生

 これは公文を語る時によく出てくる話ですが、東大生の3割以上が元公文生だという調査があります。

東大生が子どもの頃に「公文式」を選ぶ理由 | 東洋経済オンライン

小学生の頃学習塾に通っていた東大生のうち3人に1人が公文式の経験者だった。その理由を探った。

 内訳を見ると5年以上継続した人は43.4%で、教材も高校相当のJ教材まで進めた人が全教科で3割を超えています。身に付いた力も基礎学力だけではなく、やり抜く力や集中力といった非認知能力を挙げる人が9割近いです。

幼少期からの公文は続ければ大きな力になってくれます

 公文の継続は学年が上がる程難しくなります。受験用の塾へ通うようになったり、部活が忙しくなったりするからです。公文を長く続けるのであれば、早めから始めるに越した事はありません。

 公文はかなり小さい年齢から始める事のできる習い事です。小さい時からできる習い事はたくさんありますが、小学生や中学生になっても続けられる習い事は多くありません。しかも公文でやった内容はほぼ間違いなく学校の勉強に役立ちますし、分かりやすく成長の実感も得る事ができます。

 幼少期だけであれば同じ内容を自ら教える事もできますが、教材選びの手間もかかりますし、自分がうまく教えられるとも限りません。やがて内容が親に分からない分野まで進んだ時に、それ以上教えてあげる事もできなくなります。

 そして公文をずっと続けていく事ができれば、トップレベルの学力を身につける基礎を手に入れる事もできるかもしれません。

 幼少期から公文を始めると、最初のうちは内容が簡単すぎて、こんな事をやって意味があるのかと疑問に思うでしょう。しかし長い目で見れば必ず子供にとって大きな力となってくれるでしょう。

小さいうちの公文での学習をより知りたい方はこちら


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